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聖書研究 信仰の良い戦い

聖書研究 信仰の良い戦い

By Admin — 2025年12月21日

私たちに絶えず同調し、屈服し、価値観や信仰を手放すように圧力をかけるこの世にあって、使徒パウロの言葉は深い切迫感をもって響きます。「私は勇敢に戦い抜き、自分の走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました」(テモテへの第二の手紙 4:7)。これらの言葉はパウロ自身の人生の反映であるだけでなく、私たち一人ひとりが立ち上がり、信仰の歩みにおいて堅く立ち続けるようにとの明確な呼びかけです。

良い戦いを戦い、走るべき道のりを走り終えるというイメージは、決意と目的意識を呼び起こします。人生はしばしばレースに例えられます。その道には多くの困難や誘惑、気を散らすものが満ちています。私たちは日々、信仰や価値観への忠実さが試される選択に直面します。パウロの宣言は、キリスト者の人生が受け身のものではなく、成長と忍耐、そして神への献身を積極的に追い求める歩みであることを思い起こさせます。

良い戦いを戦うとは、逆境の中でも信仰に堅く立つことです。それは世の流れに流されず、心を神の真理に合わせることを選ぶことです。私たちは土台を揺るがすような試練に遭うかもしれませんが、神の武具を身に着けた信仰の戦士として召されています(エペソ人への手紙 6:10-18)。この戦いは血肉に対するものではなく、私たちの神への信頼を揺るがそうとする霊的な力に対するものです。

走るべき道のりを走り終えるとは、忍耐を意味します。力強く始めるのは容易ですが、旅が続くにつれて疲れが出てくることもあります。パウロの人生は多くの苦難に満ちていましたが、彼は前進し続けました。彼は私たちに、信仰の創始者であり完成者であるイエスを見上げるよう励ましています(ヘブル人への手紙 12:2)。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのために十字架を忍ばれました。私たちがあきらめそうになる時、信仰による一歩一歩が神の約束の成就に近づくことを思い出しましょう。

信仰を守り通すことは、パウロの言葉の中でも最も重要な側面かもしれません。疑いや失望、幻滅によって信仰が揺らぎやすい時代にあって、私たちは自分の確信をしっかりと握るように召されています。私たちの信仰は単なる信条ではなく、「わたしは決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と約束してくださる生ける神との関係です(ヘブル人への手紙 13:5)。

パウロの言葉を思い巡らすとき、自問しましょう。私たちは今日、良い戦いを戦っているでしょうか。神が私たちの前に置かれた道のりを走り終えることに献身しているでしょうか。どんな状況でも信仰を守り通しているでしょうか。勇気と決意をもってこの旅路を歩みましょう。信仰による一歩一歩が、神が約束された豊かな命へと近づく道です。いつの日か「よくやった、良い忠実なしもべよ」(マタイによる福音書 25:21)という言葉を聞くことを目指しましょう。

私たちが日々、キリストへの献身をもって戦い、走り抜き、信仰を守り通す者とされますように。